かかり釣り
2012年 10月 11日
かかり釣りはいかだ釣りとも言われます。専用の筏や固定したボートに乗ってチヌを釣る方法です。
三重の紀伊長島では手漕ぎボートを自分で漕いで沖の筏に固定、和歌山の日高川ではボートを親船が引いてイカリを使って固定していました。
すごいブームでTV、新聞、雑誌を賑わしていました。
1984 10/27 会社に経験者が転勤してきたので、職場の釣り好き数人で日本海の筏に連れて行ってもらいました。
27cmが1匹だけでしたが、これを機にすっかりのめり込みました。
6回目の釣行で52cmの大物をあげました。
1985年7月7日 三重県大王船越
これですっかり天狗になりましたが、まさにビギナーズラックだったようでその後はさっぱり釣れませんでした。
何とか上手くなりたいと、その当時の名人の森式、西中式そして流行りだしたフカセ釣りを次々に真似てやってみたのですが、よけいに釣れなくなりボーズの連続で、とうとう道具を仕舞い込んでしまいました。
そんな頃 山本太郎さんにお会いしました。
山本さんはチヌ太郎と言われるほどのチヌ釣り名人で、現在はシマノのフィールドスタッフをされており時々TV出演されています。
森さんのお弟子さんですが、森式にこだわらず釣り場に応じた釣り方で型、数ともすごい釣果をあげられています。
そんなすごい山本さんに手ほどきいただき 安定した釣果をあげられるまでに上達しました。
息子も小さい時からよく一緒に釣りをしました。特にかかり釣りは好きで私より多く釣ることもありました。
そして師匠の山本さんから 「数釣りは卒業です、次は50cm越えの大物を狙いなさい。 釣れたら私が魚拓にしてあげましょう」と言われ 狙いを大物に絞って釣行するようになりました。
数釣りと違って大物は運もなくては釣れません。当然ですがボーズが続きました。
それでも負けずに通い続け ついに夢が叶いました。
かかり釣り釣行106回目でした。
1993年3月27日 三重県紀伊長島
住んでいた堺から210km 3時間を通ったのですから、まだ若かったんですね
山本師匠から約束通り 魚拓を頂きました。20年近く経つので、かなり色あせてしまいましたが 今でも私の宝物です。
久しぶりに、その時の釣行記を 関西のつり に投稿しました。
この後転勤で関西を離れたので、かかり釣りから遠のきました。
1995年 広島市に転勤。
2001年 TVの釣り番組で宮島沖にあるカキ筏での釣りが紹介されました。早速 行きました。
10月5日 ここでの釣りは始まったばかりで、教科書通りの 前アタリ~本アタリ。 久しぶりにかかり釣りを満喫しました。 40~20cm・・・22匹
ここでは 冬季 カレイも楽しめました。
12月23日 32~15cm・・・17匹
by umihiko45
| 2012-10-11 16:04
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